狂言の演目は子供に分かりやすいものがありますよ

能と狂言は、古くは一つの芸能でした。
能と狂言をあわせて「能楽」といいますが、今では能と狂言は別々に開演されている場合もありますね。能楽はおよそ650~700年演じられてきた芸能ですが、実際狂言を観劇して見て親しみやすさを感じました。

狂言の演目は能よりおもしろい話が多いのです

能と狂言、古くは一つの芸能でした。能は悲しい話が多く、狂言は面白い話が多いです。狂言はセリフが中心なのですが、庶民目線の人間の心を表現しています。セリフは歌舞伎より何を話しているか、表現をしているか分かりやすかったですね。

先日近隣で狂言会があったので観に行きました。
演目は三つで、
「舟渡婿(ふなわたしむこ)」
「呂蓮(ろれん)」
「茸(くさびら)」
でした。

うん、こういうことってあるよねっという、いきさつとオチにくすっとしてしまいます。

夏休みに観に行く時間がとれるなら国立能楽堂で毎年「親子で楽しむ狂言の会」の舞台があるので行ってみるのも良いですね。能の会もあります。ただし、申し込みは5月下旬頃、開演日は8月下旬に1日なのでしっかりチェックしてくださいね。

また、歌舞伎教室もあります。こちらは7月下旬で5日間ほど開演しています。それぞれ演目の前に舞台や道具の説明・お芝居の見どころなどのていねいに教えてくれます。
他にも地元で公演されるのならそれも良い機会ですね。

狂言を観に行く前に

この本、写真がたくさん載っていてとても分かりやすかったので観劇前にあったら良かったです。歌舞伎の時も観劇後に見ることになりました・・・。

ルビもふってあって小学生でも読みやすくなっています。
基礎知識・舞台・楽器から舞台を支える人たちの紹介など幅広くされています。

こちらの本も写真がたくさん載っています。
萬斎さん、万作さん、裕基さんが登場する他、演技・演出、狂言の型、解説の他に演目のあらすじなどが書かれていますよ。

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