山梨県上野原市には「牛倉神社」と呼ばれる、撫でると御利益があるといわれている大きな牛の銅像がある神社があります。
この「牛倉神社」の創立年月日は不明なのですが、天皇森の愛称で崇敬されており、甲斐国風土記の残篇によると都留郡の東、古郡幸燈明神という記載があるそうです。
永禄9年(1566年)に加藤丹後守景忠が再建をし、そのあとに慶長9年(1604年)と元和8年(1622年)、正保2年1645年)と寛文13年(1673年)にも再建築をされてきて今の形に至ります。
上野原市内にはさまざまな神社があります。
その中でも牛倉神社が、1番御利益があるといわれているために、初詣の際には大晦日の21時頃にはかなり大勢の人々が並んで初詣に訪れます。
実際に知人が行った時は、21時過ぎ頃から並び、自分の順番が来るまでに2時間ほどは待ちました。おそらくかなりの大人数が並ばれていると思うので、その列を探すことさえできればすぐに並べるはずです。
こちらの神社の御利益は、商売繁盛・五穀豊穣・厄除け・除災招福・武運長久・勝利祈願・出世開運・国家鎮護・海上守護・交通安全などがあります。
参拝形式としましては「二拝二拍一拝」となります。私は高校3年生の頃、受験前にこの神社へ初詣に行ったのですが、実際に行きたかった第一希望の専門学校に合格することができましたし、社会人になる際にもここで初詣をしたおかげですぐに仕事で成績を収めることもできました。
牛倉神社への上野原市内でのアクセス
この神社へのアクセスの方法ですが、電車の場合はJR中央本線の上野原駅で下車して、そこから上野原駅から富士急山梨バス「新町」のバス停で下車し、徒歩約2分ですぐにこの神社が見えます。または駅から徒歩で約15分です。
車の場合は、上野原ICで降りて右手に県道35号線を約3分。
また、他方からくる場合は国道20号線と県道35号の交差点(新町二丁目)を目安にくると良いかもしれませんね。
でも、神社周辺には駐車場があまりないので、上野原市役所の駐車場や周辺のコインパーキングに駐車するとスムーズです。
上野原市役所の駐車場は無料で利用できます。
※記事投稿時は無料と確認済みです。
次に上野原駅から徒歩の場合は、北口へ出てください。
北口の駅前へ出たら、左手前方にある階段をのぼります。
のぼり終えたら県道35号線を左へ、道に沿ってしばらく歩くと、左手に本殿正面ではありませんが入口が一か所あります。そこを境内へ入っても良いですし、境内入口を右手に沿って歩いて行けば本殿前に銅製の鳥居が見えてきます。
または、35号線から新町二丁目交差点まですすみ左折、国道20号線からも正面入り口へ向かえます。こちらの場合は鳥居を二つくぐります。
上野原市役所へ駐車していくなら20号線入口が一番近いですね。
「牛倉神社」での初詣で並ぶ際にはしっかりと防寒対策をすることはなによりも必須です。しかもこの「牛倉神社」のある山梨県上野原市は山々に囲まれている場所なので、この季節のそれも深夜帯になるとかなりの寒さを感じるはずです。
そのため、着用する服はなるべく厚着にする・重ね着をする・手袋やマフラーの他に帽子、耳あてやホッカイロなど念には念をいれて初詣に来た方が良いと思います。
どのくらいの時間を待つことになるのか分かりませんから、水筒を持参して温かい飲み物を用意すると良いですね。
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また、スマホでインターネットや動画・メール・ラインなどを多用するなら、スマートフォン用のモバイルバッテリーも持参しておいた方が良いかもしれませんね。
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牛倉神社の敷地内には少ないですがトイレはあります。
新町二丁目交差点に(徒歩3分位でしょうか)コンビニ(ヤマザキデイリーストア)や県道35号線には(徒歩5分ほどでしょうか)ドラッグストア(スーパードラッグサンロード)もありますので、ちょっとした食べ物・飲み物・日用雑貨であれば、何とかなるかもしれません。
お店を利用する必要がある場合は、訪れるときには再度確認してくださいね。
寒いのが苦手だけれど、牛倉神社へ行ってみたいという方は、毎年9月上旬に3日間行われる祭礼に訪れるのも良いですね。
2018年は9月1日(土曜日)~9月3日(月曜日)でした。
秋の実りをもたらしてくれる農耕の五神に感謝をささげる祭りで神輿が練り歩きます。ただし、駐車場は用意されておらず、交通規制も考えられますので、早めに計画をしてくださいね。
牛倉神社
山梨県上野原市上野原1602