西日本豪雨の断水により防災グッズや備蓄品の購入

私は、この度の西日本豪雨災害の被害に遭いました。普段は目立って大きな災害もなく、平和な地域であったため、防災グッズの必要性を感じている人は少なかったと思います。我が家は夫婦と乳幼児2人の4人家族で、小さな子供たちもいるのでとても困りました。

豪雨の影響により、各地では土砂崩れが起き、道路も通行止めや迂回を余儀なくされているところが多数ありました。そんな中、一番困ったのは断水です。
これまで水不足の時に節水を経験していましたが、水道から全く水が出ないことはなかったので、準備不足で焦りました。スーパーには水やお茶などの飲料用のドリンク類が売り切れており、手軽に食べられるパンやバナナなどの果物も全く手に入りませんでした。

各地に給水所が設置され、給水所に通う日々が続きましたが、1人当たり6リットルしか水がもらえず、全く足りませんでした。6リットルといえば、トイレを1回分流すのに使用してしまえば終わってしまうので、料理はもちろんのこと、お風呂や洗濯などは我慢しなければいけなかったのが辛かったです。

給水所に行くにも、ポリタンク類がどこも売り切れで売っておらず、ゴミ箱や大きなビニール袋に水を入れて帰る人も目立ちました。そのため、我が家では防災グッズを一通り揃えておこうという話になりました。

今回のような断水が今後も起こらないとは限らないので、断水対策としてポリタンク、簡易トイレなどを購入しました。同じ断水の影響にあったママ友さんからは、ポリタンクがあったら楽だったと聞き、何かあった時のためにと用意しました。また、東日本大震災の被害にあったママ友さんからは、簡易トイレがあると様々な災害時に便利だということで、簡易トイレも用意しました。

簡易トイレは水がなくても大丈夫なもの、凝固剤をふりまけば中身が固まるタイプで、断水の時にも安心です。また、地震やその他の災害などで避難することになり、トイレがないという時にも持ち運びができるものなので便利だと思いました。今回の断水は2週間ほど続いたため、簡易トイレは多めの個数を購入することにしました。

またその他にも、いざという時に食料や飲料水の備蓄がないと困るということに気づきました。以前災害時についての講習に行った際に、食料や飲料水は最低でも3日分のストックが必要と教わったことがあったので、同程度のストックを確保しました。食料は、災害時でも手軽に食べられるインスタントやレトルトを始め、日持ちがするもの・子供でも食べられそうなものを用意しました。

乳幼児がいたため、子供達に不安な思いをさせてしまいました。そんな時、おやつがあれば少し暗い気持ちも吹き飛んだので、子供用のおやつも非常用のセットの中に確保しています。

飲料水については、断水を経験したためミネラルウォーターを中心に確保しました。我が家は普段麦茶を沸かして飲んでいるのですが、いざという時のために、ペットボトルのお茶類もストックを作りました。ペットボトルだと、断水時にすぐ洗わなければいけないなど気にならなくて良いです。洗い物に関しては、夏場で溜めると虫が湧くので、なるべく紙コップや紙皿で対応していました。そのため、紙コップや紙皿、割り箸やお手拭きなども災害時用に多めに購入しています。今回はお風呂や洗濯に困ったのですが、お風呂に入れなくても気にならないように、洗い流さないシャンプーやボディ用の汗拭きシートもあると便利だと思います。

この度の災害では、準備不足で悩まされることが多々ありました。前もって災害用のストックを確保しておくことで、災害時の負担を軽減できると思います。我が家も多くの人に助けられてきたので、災害時こそ助け合って頑張っていけたらいいなと感じました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする